指原莉乃という大物タレントが、演出家の解雇を決めたことが話題になっている。きっかけは5月21日にNHKラジオ第1で放送された『らじらー！サンデー』だった。この番組に出た『乃木坂46』の早川聖来が、グループのコンサートの演出家・SEIGO氏のことを「超ドSで、『死ね』とか『ブス』とか、『お前1人いなくてもいい』とか言うんです」と暴露したのだ。

これに対して「パワハラだろ」とファンが反発し、SEIGO氏は公式サイトで謝罪した。そして7月から始まる予定の全国ツアーでは、演出家をやめると発表した。

指原がプロデュースするアイドルグループ『＝LOVE』『≠ME』も、SEIGO氏が今後は演出家をしないと各公式サイトで発表した。つまり〝あの一派〟は、SEIGO氏を一斉に切ったということだ。

しかし公式の発表では、《メンバー全員にヒアリングを行いました。結果、SEIGO氏から理不尽な内容で叱責されたことや報道にあるような容姿や人格を否定する発言が=LOVEメンバーに対してなかったことを確認いたしました》《なお、一連の報道を重く受け、今後の＝LOVEコンサートの演出家を変更することを決定しましたことをご報告いたします》という矛盾した文章が並んでいる。

この対応に、ファンからは《便乗解雇してて草》《発言はなかったが解雇って意味も目的もわからないな》《指原の危機回避能力は本物》《指原おまえあんだけ持ち上げといて。一蓮托生だろ、仲良しなんだろ？》《指原とSEIGOって、一体化してたよな》という声が上がっている。

「指原とSEIGO氏は仲が良くて、過去には『SEIGOさんがいないと、もっと緩んだグループになっているかも』と、そのスパルタ指導に感謝しているようなことも言っていました。1年前にもツイッターで《デパートで俺らの演出家SEIGOに会って嬉しすぎて写真撮った》とツーショットを投稿していて、その関係性が分かります。

でも指原は、信頼する演出家より、ファンの反応を優先したみたいです。ここで厳重注意で済ませて起用し続ければ〝情に厚い〟〝仲間思い〟と言えましたが、これじゃあただの風見鶏ですね。だからゴマすり名人・芸能界のラグビーボールと呼ばれるんですよ」（芸能記者）